2012年12月5日水曜日

ダメージは最小限、オシャレは最大限



今日は、髪の毛の健康にまつわるお話をしましょう。

というのも、カリスマヘアドレッサーズのメニュー『New M3Tトリートメント』がとても良いもので是非ご紹介したくて、ダメージヘアについてのコラムを書くことにしました。

さて、ここであなたに質問です。
あなたの髪は、健康ですか?それとも、傷んでいますか?

現代人の髪は、どうしてもダメージを受けやすい環境にあります。
パーマ、ヘアカラー、ドライヤー、紫外線、大気汚染、水道の塩素など、ここに書ききれないほどの様々なダメージ要素があります。
また、バージンヘア(パーマやカラーリングを施されたことのない髪)の方でも、ブラッシングによる摩擦、シャンプー剤、シャワーの流水、自然乾燥の方は長時間毛髪をぬれたままにすることなどでも、少しずつ傷みます。毎日のことなのでバカにできません。

残念ながら、美容室でのパーマやカラーリングなども、ダメージ要因となります。

もちろん、まじめに髪の毛のことを考えているサロンでは、パーマやカラーリングの前に、トリートメント処理をしてから施術に入りますので、傷むといっても限定的ではあります。
ですがやはり、毛髪にとって薬剤は異物であることには違いありませんし、美容師は必ずこのことを事前にお客様にご理解頂いてから施術に入るべきだと思います。

では、そんな髪を傷めてしまう、パーマやカラーリング。
髪を守るためには、やっぱり避けるべきなのでしょうか?

僕個人の考えで言えば、"適切なトリートメント"を味方につけて、髪のオシャレを楽しむことがベストだと思っています。
ダメージは最小限、オシャレは最大限という考え方です。

そもそも、なぜダメージヘアが嫌われるのでしょう?
毛髪が本来持つツヤなどの美観が損なわれるから、ですよね。
ツヤツヤ、サラサラな髪の毛は誰にでも愛されますから、それを求めるのは当然です。
他には「パーマやカラーが定着しにくい」ことも、ダメージヘアの困ったところです。

ですが、美観には当然、ヘアデザインも含まれます。
肌の色に合ったカラーリングや、カールやパーマなどは顔立ちに合ったカットとの組み合わせで、ひとりの人間の外見を、一段も二段も上に引き上げます。

そうであるなら、見た目に影響しない程度のダメージは受け入れ、思い通りのヘアスタイルを楽しむことが一番で、これがスタイリストの立場からオススメする王道です。
また、既に進行したダメージは、サロントリートメントなどできっちり補修することが、健康な髪の寿命を延ばします

大切なのは、ダメージヘアをこわがらないことです^^。

トリートメントの技術は年々進化していて、今は本当に良いものが続々開発されています。
僕たちは遠慮なくその恩恵にあずかり、最高のヘアーライフを楽しんでいきましょう^^。

明日は、髪の傷むメカニズムをお話します。
また、現在サロンで行われているトリートメント、カリスマヘアドレッサーズのメニューの『New M3Tトリートメント』の3ステップで、どのように毛髪が補修されていくのかを、詳しく解説していこうと思います。
傷んでしまった方も、そうでもない方も必見ですよ^^。