2014年12月8日月曜日

【カラー剤解説】カラーストーリーi

カラーストーリーi 。業界では略してiカラーと呼ばれてます。ベーシックラインのカラー剤では業界トップクラスの薬剤です。(ちょっと言い過ぎでしょうか?笑。)


どのあたりが良いのかと言うと、アルカリ使用量が少なく、髪にやさしく、水分量も多く、しっとり仕上がり、ツヤ感もあります。
当店ではナチュラル系のトーンアップ(明るくしたい時)色味、トーンダウン(暗くしたい時)微アルカリカラーを使いたい時に使用します。


当店では色持ち対策のため、染めたことのある毛先(既染毛)を長時間放置します。といっても20分~30分


そんなに置くなら(放置するなら)安全な薬が良い!と僕は思います(普通の考えです)


ここから技術のお話しになりますがヘアカラーの考え方は年々変化しており、自分が美容師始めたころは


  1. 地肌1センチあけて新生毛塗布(塗布時間10分10分放置
  2. 地肌塗る(塗布時間10分
  3. 新生毛の上がり見て既染毛に使用する薬剤を考え塗布(塗布時間5~10分)、5~10分放置
  4. シャンプー
こんな手順でした。しかし、ダメージに対する考慮なのか、新生毛と既染毛の放置時間にあまりにもタイムラグがありすぎなのではないかと思います。(1の新生毛なんて40分置いてます)


ですので最近(といってもここ何年かは)このように施術してます。違いを太字で書いてあります。
  1. 地肌1センチ以下あけて新生毛塗布(塗布時間10分)
  2. 新生毛の上がりを予想し既染毛に使用する薬剤を塗布(塗布時間5~10分)
  3. 少し明るくなりにくい薬剤を地肌塗布(1cm以下なので塗布時間は5~10分以内)10~15分放置
  4. シャンプー
このやり方で既染毛の放置時間20~30分でやってます。


ちょっと技術論も入ってしまいましたが、このように技術的な理由でiカラーを使用してます。









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